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デスクトップでのハイバネート その2 [プログラム]

前回、デスクトップでのハイバネート機能を入れました。今回は、我が家のサーバマシン(Debian)に入れます。
このサーバマシンは、24時間の電源タイマーによって、夕方にオン、朝にオフしています。
そのため、夕方にオンしたとき、朝の続きから動作するよう、ハイバネート機能を入れました。

実は、デスクトップのときと違い、少々てこずりました。というのも、サーバマシンは、かなり古いDebianのリリースからupgradeを繰り返してきたものだからです。必要なパッケージが入っていませんでした。hibernateやACPI、powerなどでパッケージを検索し、必要そうなパッケージを入れていきます。
hibernate acpid acpi-support
などです。特にacpi-supportが入っていないとき、hibernetを実行しても空振りし、ネットワークカードだけが停止しているという状態になってしまい、数日悩みました。

さて、これらをインストール後、hibarnateしたら、ちゃんとハイバネートできるようになりました。
が、ハイバネートから復帰後、ネットワークがさっぱり使えませんでした。
ifconfigで状態を確認してもUPしたままなのですが、1つのネットワークが動作していません。一度ifdownしてifupすると、動き出します。どうしたものかと/etc/hibernate/*をみていると、
/etc/hibernate/common.conf
にnetworkの項があり、DownInterfaces、UpInterfacesというのがありました。早速、man hibernate.confで確認すると、これが使えそうです(順序が逆ですね、本当はマニュアルを読んでからファイルを見るものです)。すべてのネットワークインターフェースに適用するので、
DownInterfaces auto
UpInterfaces auto
としました。これでハイバネートから復帰後、ネットワークも問題なく動作するようになりました。

また、snortとnetatalkが暴走しているようでしたので、これも再初期化するように設定します。snortは/etc/init.d/の下のものですので、
RestartServices snort netatalk
とします。他に、openvpnの様子がおかしいので、ハイバネート前に停止し、ハイバネート解除後に開始させるようにします。
StopServices openvpn
StartServices openvpn
以上の設定により、ハイバネート機能が動作するようになりました。


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