2011年01月27日: iAUDIO U3の修理
2010年08月23日: COWON iAUDIO E2
2010年07月04日: RealForce 108U キーボードをMacOS Xで使う
2010年06月13日: 孫引きの戒め
2010年01月31日: 学習リモコン
2009年04月05日: HDDレコーダのトラブル その3
2009年03月25日: HDDレコーダのトラブル その2
2009年03月11日: HDDレコーダのトラブル
2008年07月12日: 裏口就職・偽装教師
第2回電王戦 - 16年の進歩 [雑記]
しかしながら、相変わらず馬鹿なマスコミがわけのわからないことを言っており、またかという逆の意味での驚きもありました。なぜなら、…
以下の文は、チェスで、コンピュータソフトが人間のチャンピオンのカスパロフに勝ったときに書いたもので、日付はほぼ16年前のことです。そこには、
一方、日本のマスコミの報道は、「論外」である。彼らの馬鹿さ加減をなんとかしてほしいものである。なんだこれは!? コンピュータは進化しても、マスコミの頭のレベルは進化しないということの、明確な証拠です。あまりにも情けない…。16年といえば、赤ん坊が高校を出るくらいの教育期間があります。でも、マスコミは16年前と、まったく同じ馬鹿なことを言ってるだけです。どうしたら、マスコミを教育できるのか…。
「人間がコンピュータに負けた」
「コンピュータは人間を越えたのか?」
「それでも人間のほうがえらい」
とか。
では、私の16年前の文章です。
DeepBlue vs. Kasparov (97-6-15)
DeepThoughtの後継機でIBMへ開発が継続された、DeepBlueが1997年5月に、ついにチェスのグランドチャンピオンである、カスパロフを2勝1敗3引き分けで打ち破った。特に、1勝1敗3引き分けで臨んだ最終の第6戦では、なんと19手でカスパロフのクイーンを奪い、その時点でカスパロフは「投了」した。
素直に負けを認め、DeepBlueの強さを誉めたまでは、よかったのだが、その後のカスパロフの敗戦の弁:
「大企業が私に的を絞って開発したものだから、いろいろな人を相手に戦ったときにDeepBlueが勝つとは思わない」
「DeepBlueに入力したという過去のチェスのデータが私に知らされていなかった」
これは、いただけない。
IBMがカスパロフに的を絞って開発したからといって、それは、単にカスパロフがグランドチャンピオン、つまり、一番チェスの技術を持っている人間だからである。それよりも劣る人間を相手にして開発したところで、グランドチャンピオンに勝てる見込みはあまりない。しかし、グランドチャンピオンを相手に開発したのであれば、それより技術的に劣る人々に勝つ見込みは、はるかに高い。もし、今のままもう一度7回戦行なったなら、カスパロフが勝つ確率は50%程度あるだろう。しかし、カスパロフでない人間と7回戦行ったなら、DeepBlueは僅差〜大差で勝つだろう。
カスパロフは再度ゲームを行ないたいと言っている。いずれにしても、次回の対戦が非常に楽しみである。(しかし、IBM側の開発者は、「もう対戦はやらない」と言っている。非常に残念なことだ。)
一方、日本のマスコミの報道は、「論外」である。彼らの馬鹿さ加減をなんとかしてほしいものである。
「人間がコンピュータに負けた」
「コンピュータは人間を越えたのか?」
「それでも人間のほうがえらい」
とか。
まず第一に、このチェスの試合は、「コンピュータ対人間」では断じて“ない”。サイエンスに載ったDeepThoughtの論文*1で著者が言うように、「これは、一人の人間の恵まれた才能を、多数の人間の集団的な努力がそれを越え得るか?*2」という「『個人 対 集団』の人間同士」の戦いなのである。DeepBlueは、非常に多くの人間に負っている。コンピュータ工学は言うまでもなく、電子工学(コンピュータハード)、量子工学(LSIの設計)、電気工学(電源)、冶金工学(LSIの製造)、電波工学(LSI内の信号の流れ)、そして、それらを支えている基礎科学(物理・化学・数学等)。200年近い(あるいは、以上)人間の集団的な努力が実って、今回、才能に恵まれた個人を越えたのである。この成果をDeepBlueだけに帰そうとするのは、まったく愚かなことであるし、DeepBlueを支えた非常に多くの人たちに対して失礼である。名誉棄損どころの騒ぎではない。マスコミには、彼らに対して謝罪してもらいたいものである。
(このころ、クローン報道に関してもマスコミの馬鹿さが目だったので「今回もか!」という背景もある)
参考文献:
*1 1990年日経サイエンス、「コンピュータはチェス名人に勝てるか」、実近憲昭訳(原題 "A Grandmaster Chess Machine"、原著者 許峯雄, Thomas Anantharaman, Murray Campbell, and Andreas Nowatzyk、原論文掲載誌 SCIENTIFIC AMERICAN October 1990)
*2 上記原文では「人間の集団的な努力が、もっとも才能のある個人が到達した最高の芸に優るかどうか」となっている。名言である。
追記:
97年8月に、こんどはオセロで、コンピュータとの6戦が行われた。オセロのチャンピオンである村上さんは、6戦全敗して負けた。しかし、村上さんの言葉がよかった。「コンピュータに負けたとは思っていない。なぜなら、人間のつくったプログラムと戦ったのだから。」
iAUDIO U3の修理 [雑記]
U3は自分としても非常に気に入っているので、なんとか直して使いたいのです。自分で直すことも考えないではないですが、それは最後の手段にとっておくとして、まずはメーカーのCOWONに修理を依頼するのが先でしょう。
しかし、U3はすでに生産終了しています。はたして修理を受け付けてくれるでしょうか? 希望的観測は、まだU3などのバッテリー交換を有償で受け付けているので、修理も「まだ」できるんじゃないか、ということです。
Webページ(<http://www.cowonjapan.com/>)では、修理のことについてはよくわかりません。特に有償修理となると、「サポートセンターに電話」して尋ねるしかなさそうです。
サポートセンターに電話すると、丁寧な対応で説明を頂きました。私の場合での修理依頼の方法を書きますが、その方法が今後変わるかもしれませんので、修理依頼をするときには必ずサポートセンターに尋ねてくださいね。
- 修理品(緩衝材でくるむこと)
- 下記内容のメモ
住所、氏名、電話番号、メールアドレス、症状
BOSEのQuiet Comfort3を修理に出したときは、「修理費がxxx円以下のときは確認することなく修理を開始、修理費は代引きで」というオプションがあり、それで修理が進むと「もっとも早い修理仕上げ」となり、ユーザにもメリットがあったのですが、サポートの人に尋ねたら、そういうオプションはなく、修理の規定の手続きの流れにしたがうとのことでした。可能なら、そういうオプションも検討されてはいかがでしょうか。日常的に使うものですから、たとえ『500円の代引き手数料を払ってでも』早く修理してほしい人たちにはよいかもしれません。
で、宅配便で送って、さらに2日後、修理費の見積りがメールで届きました。ジャック部交換で2100円(税込み)でした。すぐに、修理をお願いしました。修理費の支払いは、銀行振込か代引き(代引き手数料が500円)のいずれかということでした。私の場合、指定された銀行への振込手数料のほうが安かったので、銀行振り込みにしました。
振込みの翌日、振込確認と修理完了と発送したとのメールが届き、さらにその次の日に修理されたU3が返って来ました。U3を修理に発送したちょうど1週間後でした。中身(音楽データ)はそのままの状態でした。
次回の修理は、どうか「バッテリーの交換」でありますように。それまで今回みたいなヘマをやらかすことのないようにしたいものです。
COWON iAUDIO E2 [雑記]
私はCOWON SYSTEMS製のiAUDIO U3を使っています。先日買ったiAUDIO E2について、その音質について一言。
U3で聞いていた音楽をE2で聞いてみますと…
音が濁ってるよ、これ
U3はBBEで、E2はより進んだBBE+を搭載しています。U3と同じようにBBEをonにしたんですが、これがU3でのBBEレベル4〜7くらいみたいで、かなり音が痩せて、そのエフェクトのために音が濁るようです。私がU3で使っているのは、BBEのレベル1です。それで十分、ボーカルが全面に出てきます。これはまた音の痩せを最低限にできるので、私にとって非常に聞きやすい音になるのです。しかし、E2のBBE+は「ドギツ過ぎます」。音が痩せるだけならまだしも、音の濁りがはっきりとわかるようでは「BBEの意味がありません」。
他のBBE機能も聞いてみましたが、結局、BBE+なし、つまり、normalが最善ということになってしまいました。うーむ。私がiAUDIOを選ぶ理由の2つめが「BBEがあるから」なのに、全然だめですね。おそらくBBE+のレベル1ならよかったんでしょうね、きっと。今からでもU3の再生産をしてくれないかなー。やっぱり、U3は小型の名機だったんだなーとしみじみ感じているところです。
まぁ、買ってしまったE2にはE2なりの活躍場所(用途)を探すことにしましょう。残念ながらU3の後継には、なり得ませんでした。価格も価格ですしね。ただ、デザインは素晴らしいと思います。COWONのページの広告写真などは、私にとって非常に興味をひく画像でした。
RealForce 108U キーボードをMacOS Xで使う [雑記]
現物を見ずにRealForce 108Uキーボードを通販で買ってしまいましたっ。少々、というか、かなり高いのですが、でも、ものすごく満足してます。タイプが少し上達したかのような錯覚に陥ります。
もともと、Appleの透明(キーは黒)なキーボード、Apple Pro Keyboardを使っていたのですが、こいつ、キーが引っかかります。特に私はEnterキーの右上隅を小指で叩くクセがあるため、この出来の悪いキーボードだと必ず引っかかるのです。なにしろ、Enterキーのシリンダは、大きなキーの下半分の位置にあるので、右上隅を押すとシリンダを斜めに押すことになり、キーが引っかかるのです。出来が悪いというのはこのことです。本来、シリンダを中央に配置するべきなのですがね。US版のキーボードをそのまま流用して、上下2つのキーを下手な方法で1つにしてしまったから、こんなことになったのです。
それからまた、私は、多数のキーを同時に押す(というよりも、押したキーを放さないで次のキーを押す)ので、ロールオーバーが多くないとタイプミスが増えます。
RealForceはすごいです。とにかく、プログラマや物書き(パソコンで書く人)は、弘法大師でない限り「筆を選ん」だ方がいいでしょう。キーボードの不出来のせいで、思考が中断されることがありませんから。
で、せっかく使いやすいキーボードを買ったのですから、MacBookのMacOS X(Snow Leopard)でも使いたい、というのが人情です。でも、そのままでは、スペースの両隣の複数のキーが「たいへんなこと」になっていました。
- 窓キーがCommandキーになっていた
- AltキーがOptionキーになっていた
- 無変換キーは完全に無視されていた
- 変換キーも完全に無視されていた
- カタカナひらがなキーも完全に無視されていた
…だめじゃん。MacBookのキー配列に合わせるためには、こいつらを矯正してやる必要があります。システム環境設定で変更できるのは、窓とAltキーだけです。
話にならないのでググりますと、まずWinK for OSXがヒットしました。結構よさそうなのですが、致命的な問題がありました。それを使うと、変換キーがスペースに設定されるのです。でも、MacBookのキー配列と一致させるなら、変換キーはスペースじゃだめなんです。そこは「かな」キーでないと。だから、WinK for OSXは止めました。
で、検索ワードを変えて、もう少し探してみますと、以下のページがヒットしました。
http://pqrs.org/macosx/keyremap4macbook/extra.html.ja
これは良さそうです。少なくとも、私のやりたかったことが全部できます。ついでに、
http://pqrs.org/macosx/keyremap4macbook/index.html.ja
こちらのKeyRemap4MacBookもインストールしました。キーのリピートを細かく調整できます。これは便利です。
この2つのプログラムの作者に深く感謝致します。
孫引きの戒め [雑記]
(前回Wikipediaにふれましたので、今回もWikipediaの話をしましょう)
しばらく前に、日本の雑誌Newton 2009年12月号(ニュートン・プレス刊)を読んでいました。
「ワクチンの正しい知識」のところで、麻疹・風疹があったので、風疹をググったところ、Wikipediaがヒットしたので、そこをみたところ、「風疹」のページには「正十二面体のカプシド構造」とあるのですが、そこからリンクされている「風疹ウイルス」のページには「正20面体のカプシド構造」とあります。はて?
いったい、風疹ウイルスは12面体?20面体?どっちなのでしょう?
で、「風疹ウイルス カプシド」でググったところ、表示された結果(1ページ目と2ページ目; 執筆当時)で、そこに表示されている短い文中にある記述のみでみると(XX面体の記述のないページもあります)、次のようになりました。なお、ttpはhttpのことです。
- 12面体と記述
ttp://h(略)
ttp://w(略)
ttp://b(略) - 20面体と記述
ttp://j(略)
ttp://m(略)
ttp://h(略)
ttp://w(略)
ttp://w(略)
なぜこんなことになっているのでしょうか? おそらく「十二」と「二十」を間違えたことが発端かと思います。
20面体が正しいのですが、12面体という情報が少なからぬページにあります。彼ら全員が20を12に見間違えたということは、あまり考えにくく、むしろ、どこかから広まったという可能性のほうが高そうに思えます。これは興味深い事例でもあり、「過った情報の広がり方の調査」という研究もできそうです。「孫引きの戒め」は、インターネットの時代でも、いや、情報伝達速度が速いインターネットの時代だからこそ、一層重要になっているのかもしれません。
12面体はdodecahedron、20面体はicosahedronですので、「Rubella virus dodecahedron」「Rubella virus icosahedron」でもググってみましょう。
ヒットしたページのひとつ
http://pathmicro.med.sc.edu/mhunt/intro-vir.htm
のページの図6によると、ウイルスの典型的な5つの形があります。実質的には、20面体と螺旋とcomplex(複雑?)です。そこに12面体はありませんね。なるほど、「風疹ウイルス カプシド」でググったとき、XX面体の記述がないページが少なくない理由もわかりますね。この3つのいずれかしかないわけですから、単純で明確な形状としては、螺旋でなければ20面体しかないので、XX面体と書く必要がないのです。
Wikipediaは一次情報としてはそれなりにコストパフォーマンスの良い情報です。しかし、最終情報として考えるなら、必ず「裏」をとるようにしたほうがよいでしょう。ただし、ググって、そう書いてあるページが多いから正しい、とは思わないようにしましょう。上記の例がそれを物語っています。少なくとも「英語のWikipedia」(世界で英語を読み書きできる人間は日本語を読み書きできる人間よりも多いから)、本格的には「著名な欧米の大学内のページ」など身元のしっかりとしたページを読んで、同じことが書いてあるかを確認したほうがよいでしょう。(私自身も孫引きをすることが多いので、自戒の意味を込めて)
学習リモコン [雑記]
HDDレコーダのリモコンの2つのボタン、RewとPlayの2つがほとんど使えなくなってしまいました。最近のAV機器はリモコンがなければ、予約はおろか、現実的な操作は不可能です。
なんとかしなければいけません。
昔、買っておいた学習機能なしの多メーカー対応のリモコンを引っ張りだしました。こいつ、実はあまり質が良くなく、すぐスリープするのにウェイクアップに時間がかかり、さらに、機械がときどき反応しないこともあり、ほとんど使われることなく放っておかれたものです。とにかくメーカーコードを合わせようとしたものの、取扱説明書がどこかにいってしまってメーカーコードがわかりませんでした。困ったときはググるに限ります。型番で探すとメーカーのウェブページにメーカーコードが載っているのがわかりました。とにかくメーカーコードを合わせてみると、少なくともRewとPlayが使えるようになりました。これで、2つのボタンの壊れたHDDレコーダのリモコンと、多メーカー対応リモコンとを両手に持って、HDDレコーダに録った番組を楽しめ… 操作が面倒で楽しめませんでした。
なんとかしなければいけません。
多メーカー対応で、学習機能付のリモコンを探してみるといくつか見つかりました。近所の店で見てみたり、ネットでの評判やメーカーがウェブページに載せている取扱説明書のpdfを調べたりして、総合的な判断の結果、SONYのRM-PLZ510Dを買うことにしました。
ネット通販で入手したので早速使ってみました。
これは、すごい。
もっと早く買っておけばよかった、という気持ちです。リモコンがよく届くようになりましたし、リモコンの学習も全く問題ありませんでした。すばらしい。
でも、少し不満点があります。
- メーカー番号一覧表のメーカーのリモコン番号(1つのメーカーで複数あります)と、取扱説明書にある機能一覧表(メーカーごとにボタン配置が複数あります)の対応がよくわかりません。対応して順番に並んでいるのでしょうか? これについては、明確に、ボタン配置のタイプをA,B,C,...などと決めて、メーカー番号一覧表に、「リモコン番号(ボタン配置タイプA)」などと書くべきです。
- 製品の外箱に書かれていますが、「コンポーネントマクロ機能」というのがあります。これは、16ステップまでの「連続した操作手順を、ひとつのボタンに登録できるマクロ機能」です。しかし、これ、操作説明書によると、8つの操作切替ボタンにしか割り当てられません。使っていないボタンに割り当てることもできませんし、8つよりも多くのマクロを登録できませんし、マクロの呼び出しは2秒以上の長押しをしないと実行できません。嘘はついてないんですが、制限が多すぎます。ちょっとがっかりです。
でも、そんな不満点があっても、やはり「いい」という感想は変わりません。あとはSONYタイマが発動しないことを祈るのみです(笑)。
HDDレコーダのトラブル その3 [雑記]
現在の状況:
VRモードで録画した番組をタイトル別に取り出すことができました。
やったこと:
前回、「録画状態に問題があり、録画も再生もできません」状態のディスクをddコマンドで取り出し、UDFとしてマウントし、248GBの画像ファイル(TS_HDDAV/HDVR_VOB/HR_MOVIE.VRO)に録画したものがまとまって入っていることがわかりました。
その後、先達が調査した内容を参考にさせていただき、TS_HDDAV/TS_HDDMG.IFOというファイルに画像ファイルの情報が記録されていることがわかりました。そこで、画像ファイル内の個々の録画番組の開始位置、長さ、録画開始時間、タイトル名などを拾い出すperlのプログラム(900行程度)を書きました。
======================================================
Sectors: Used=120786595, Free=370325, Total=121156920
======================================================
Entry1: 1
TitleNo=40
Name=ちょこっと 10/04
Time=2007-10-24 14:08:02 ... 2007-10-24 14:38:26
Image=$00000000-00100A6D (00100A6E)
Entry2: 1
TitleNo=41
Name=ちょこっと 10/18
Time=2007-10-24 14:38:33 ... 2007-10-24 15:08:37
Image=$00100A6E-002014E6 (00100A79)
Entry3: 1
TitleNo=42
Name=[新]シャッフルメモリーズ :次予約開始
Time=2007-10-24 15:08:43 ... 2007-10-24 15:38:22
Image=$002014E7-002FE745 (000FD25F)
:
Entry187: 1
TitleNo=181
Name=とある魔術 03/01
Time=2009-03-01 01:34:54 ... 2009-03-01 01:36:40
Image=$07384501-0738B537 (00007037)
======================================================
そして、すべての録画番組の取り出しを実行したところ、… 5時間かかりました。さらに、上記最後の録画番組は取り出せませんでした。なぜなら、最後の番組は、画像ファイルのサイズよりも後ろの位置にある、つまり、画像ファイルに入っていなかったからです。
とにかく、これで録画は取り戻せました。あとは、これらを編集してDVDに焼き込めばよいのですが、そのまえに、編集とオーサリングのソフトを選択中です。
問題だった箇所:
今回、見つかった問題箇所は以下の2つです。
- TS_HDDMG.IFOに記録されているファイルのサイズが一致していませんでした
- TS_HDDMG.IFOに記録されていた最後の番組が、HR_MOVIE.VROのサイズよりも後ろの位置をさしていました
このことからすると、TS_HDDMG.IFOの更新中に問題を起こして、今回の現象を引き起こしたのかもしれません。
謝辞:
最後になりましたが、今回のTS_HDDMG.IFOの内容の調査につきましては、以下のページ
http://www28.atwiki.jp/jennychan/pages/12.html
の情報抜きには不可能でした。RD-X4とは若干フォーマットが異なっていましたが主要部分は同じ構造で、大変参考になりました。
また、HDDの換装に関しましては、以下のページ
http://y30.net/rdxs-e/rdwiki/wiki.php?HDD%B4%B9%C1%F5
の情報抜きには不可能でした。
厚くお礼申し上げます。
HDDレコーダのトラブル その2 [雑記]
現在わかっているところまで書きます。
警告:
以下の操作は、その操作内容とそれにより生じる危険性を十分に理解している人しか行なってはいけません。
HDDの中身の壊れ方によっては、パソコンがハングアップしたり、書き込み中の別のHDDにダメージを与え、パソコンが二度と起動出来なくなる可能性もあります。
ご自身の判断と責任において行なってください。
現在の状況:
一部の録画(VR録画)をみることができるようになりました。
やったこと:
「録画状態に問題があり、録画も再生もできません」状態のRD-E300から、Seagate製HDDを取り出し、HGST製300GBのHDDとリプレースしました。
取り出したHDDをlinux(Debian)にSATA-USB変換器を使って接続しました。接続したHDDは、/dev/sdaに見えています。
別のHDDに300GBの空き容量を用意しました。実際には、さらに300GBほど、つまり、計600GBの空き容量が必要でしょう。
RD-E300は、エンディアンが逆なのか、ハード上の制限でそうなったのか、あるいは、プロテクトのため故意にそうしたのか、不明ですが、HDD上のすべてのデータの16bitの上位バイトと下位バイトが逆になっています。
が、linuxなら、以下のコマンドでコピーすれば、通常のバイト順に戻せます。300GBもあるので、かなりの長時間(場合によっては何時間か)かかるでしょう。コピーが終われば、取り出したHDDは不要です。
# dd if=/dev/sda of=RD-E300.img conv=swabバイト順を変えてコピーしたHDDまるごとのファイルは、UDFフォーマットになっています。
linuxなら、以下のコマンドで/mntなどにマウントすれば、UDFを読むことができます。念のためReadOnlyでマウントします。
# mount -t udf -r -o loop RD-E300.img /mntもし、この時点でエラーが起こるようでしたら、HDDの壊れ方がひどいので、別の方法(daresなど)を考えなければなりません。
さて、マウントできたら、中を見てみます。こんな感じです。
# ls /mnt画像ファイルは、TS_HDDAVの下の、HDVR_VOBの下にあるHR_MOVIE.VROです。
./ RDCOMRSV.DAT RDTS00_1.DAT TS_EPG/ TS_HMANG/ TS_LOG/
.. RDPS00_1.DAT RDTS01_1.DAT TS_EPGDT/ TS_HTHMN/ TS_MANGR/
EVT_MGR/ RDPS_DUB.DAT RDTS_DUB.DAT TS_HDDAV/ TS_LBRRY/ TS_PFDAT/
# ls -l /mnt/TS_HDDAV/HDVR_VOB/HR_MOVIE.VROなんと248GBです。1ファイルにすべての録画番組が書き込まれているようです。どの位置になんの番組が書かれているのかは、おそらく、そのディレクトリにあるHR_V0001.MAPから始まる連番のファイルにかかれているのではないかと思います。
-rw-rw-rw- 1 4294967295 4294967295 248070539264 Feb 27 18:20 TS_HDDAV/HDVR_VOB/HR_MOVIE.VRO
とにかく、これを再生してみます。なお、totemでは最初の2時間程度でそれ以上は再生できませんでした。32bitの壁でしょうか?
# vlc /mnt/TS_HDDAV/HDVR_VOB/HR_MOVIE.VROすべての番組がつながっているようです。最初の1時間程度を早送りで見ただけで、まだ全部(!?)見ていません。ですので、この先、途中で何が起こるかわかりません。たとえば、消した画像なんかはどうなっているのか、とかです。
また、音声がでない番組がありましたが、これは、オーディオトラックが2トラックあって、別のトラック(トラック2)を選ぶとちゃんと音声が再生されました。
適当なビデオ編集ソフト(250GBのファイルに対応しているものに限る)を使って、これを番組ごとに分割すれば、元の録画番組を取り返すことができるでしょう。
HDDレコーダのトラブル [雑記]
「録画状態に問題があり、録画も再生もできません。」
この表示がHDDに対して表示され、まさにメッセージのとおり「録画も再生もできません」。かなり以前からのバグで、しかも未だに直っていないあたりが、東芝の技術力のレベ(以下略)。
さて、こんな状態になってしまってどうしたものかと、上記メッセージでググってみたところ、
「検索結果 約 47,100 件」
私が「公然の事実」の「バグ」と思った理由は分かってもらえたことでしょう。どれだけのユーザがこのバグに泣いたことか。
しかし、これだけ「公然の事実」の「バグ」となると、バグに立ち向かっていく勇者が少なからずいました。彼らの決断と行動力に敬意を表しつつ、その情報を元に、自分で修理することにしました。
私のHDDレコーダは東芝RD-E300でして、もともと内蔵されているHDDはSeagate製のSATAです。しかし、私はSeagate製のHDDを信用していません。なぜなら以前10台のSeagate製のHDDが半年も経たずに8台が壊れてしまったことや、最近のファームウェアのバグ問題など、私が直接的に被害を受けた割合が高いメーカーだからです。可能ならばHGST製のものに替えたかったのですが、はたしてHDD換装に関するページを見ると、なんと、それが可能とのことでした。千載一遇のチャンス到来!? いやいや、遠くない将来、また同じバグにやられるでしょうから、チャンスは何度でもやってきますね。やれやれ。
とにかく、実績のあるHDDの型番をメモして、それを買って交換しました。HDDレコーダの電源を入れたところ、いつまでたっても画面がでてきません。電源ボタンを押しつづけて強制電源オフしました。再度電源を入れたところ、ちゃんと動いているように見えましたので、すぐHDDの初期化を行ないました。その後、設定の初期化を行なうと、ちゃんと動き出しました。今のところ問題なく使えています。
さて、取り出したHDDですが、パソコンでチェックすると、読み出しエラーはなしです。HDDの物理的な問題でない以上、まず間違いなくソフトのバグです。このことでも、私が「公然の事実」の「バグ」と思った理由をさらによく分かってもらえることでしょう。
物理的な問題ではないのですから、HDD内のフォーマットがわかれば録画した番組のほとんどを読み出すことができるはずです。やはり、それに挑んだ勇者がいました。彼らの情報を元に、私もなんとか録画した番組を取り返したいと思っています。
裏口就職・偽装教師 [雑記]
大分県の教員採用試験をめぐる贈収賄事件ですが、これって裏口入学ならぬ、
裏口「就職」
ですね。
ともあれ、一番の被害者は小学校の児童たちです。
「ゆとり」教育でも被害者は、児童・生徒だったので踏んだり蹴ったりです。
教師としての能力に欠けている教師たり得ない奴らが教えていたのです。つまり、
「偽装」教師
です。
ということは、なるほど、小学生は、塾で教えてもらわなければ本来の学力に達しないわけです。
で、Wikiから、全国学力・学習状況調査
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E5%AD%A6%E5%8A%9B%E8%AA%BF%E6%9F%BB
の2007年の結果を見てみると、
大分県は、えーと、47都道府県中、
小学国語B 40位(〜43位)
小学算数A 31位(〜36位)
小学算数B 43位(〜45位)
データは正直ですね。