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keylayoutの(続き)^5 [プログラム]

 相変わらずキーボードのレイアウトと格闘していました。というのも、新しいマシンに最初からdebianをインストールして運用を開始したからです。GNOMEでCapsとCtrlをswapするレイアウトオプションを設定して使っていましたが、やはり、左下のAltがCtrlでないと使いにくいので/usr/share/X11/xkb/symbols/ctrlのswapcapsにkey <LALT>などを追加しました(keyboard layout 続きの続きの続き)が、Xの立ち上げ時にこれを設定してくれません。CapsとCtrlはswapされているのに!
 Xの起動後、システム→設定→キーボードでレイアウトオプションをみると、ちゃんとswapが選択されています。一度解除したあと、再度選びますと、今度は、AltがCtrlになっていますが、CapsとCtrlが元に戻ってしまいます。前もあったよなー、これ。
 で、仮にCapsとCtrlを入れ替えたとしても、Xの起動後に毎回手動で、システム→設定→キーボードのレイアウトオプションを一度解除したあと再度選ぶ、なんてことは、バカらしくてやってられません。

 xkbcompやsetxkbmapなどを使う方法を試してみたのですが、.xinitrcに入れて時間差起動や繰り返し起動などいろいろやってみると、毎回結果が異なり法則性がさっぱりわかりません。やはり、Xの起動後にxkbcompを毎回手動で起動してやるしかありませんでした。これも、バカらしくてやってられません。

 基本に戻って、/usr/share/X11/xkb/symbols/jpを変えてしまうことにしました。xkb_symbols "106"のところに以下のものを追加し、Xを再起動しました。
key <CAPS>  {  symbols[Group1]= [ Control_L, Control_L ] };
key <LALT>  {  symbols[Group1]= [ Control_L, Control_L ] };
modifier_map  Control { <LALT>, <LCTL>, <CAPS> };
 これで、Caps,Ctrl,Altがすべてコントロールキーになりました。本当は、CapsとCtrlをswapして、Altをコントロールキーにしたかったのですが、実は、これも私にはできませんでした。私の「こうなるはずだ」という「直感がまったく通用しない」というのは、WinだけでなくLinuxも同じようです。悪いところは真似しなくていいのに。
 カスタマイズがしにくい=使いにくい=手に馴染まない=自分の道具にならない=生産性の低下、ということになりますので、本当に困ったことなのですがね。私だけでなく、世界中でどれだけの損失が出ているかを考えると、実に恐ろしいことです。プログラマの生産性が上がらないから、バグだらけのソフトウェアをリリースし続けるんですよね?


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